2015年5月16日(土)
ベルリンの博物館島に行く前に、行き方や営業時間などチェックしておきたいことを簡単にまとめてみた。
私はあまりチェックしてなかったので、ある博物館を慌てて見てまわったのだ(笑)
ある博物館とは??
…そお、あのペルガモン博物館だ!
なぜそうなったか???
…閉館間際に行ったからだ(涙
私みたいにならないよう、博物館島の博物館・美術館を時間に余裕を持って見てもらいたい。
ベルリンの博物館島とは
まず博物館島について知っておきたい。
博物館島は、ユネスコの世界文化遺産に1999年に登録された。
→ドイツ語で、Museumsinsel(ムゼウムスインゼル)
→英語では、Museum Island
博物館島にある博物館と美術館について
博物館島はシュプレー川の中州にあり、次の5つの博物館と美術館で構成されている。
①ボーデ博物館(Bode Museum)
②ペルガモン博物館 (Pergamonmuseum)
③新博物館 (Neues Museum)
④旧国立美術館 (Alte Nationalgalerie、旧ナショナルギャラリー)
⑤旧博物館(Altes Museum)
ベルリン博物館島のホームページサイト
参考ベルリン博物館島
ベルリン博物館島の美術館・博物館の営業時間確認サイト
参考各美術館・博物館営業時間詳細
ボーデ博物館(Bode Museum)
ウィキペディアより引用
島の北端に位置し、1904年にフリードリヒ博物館(Kaiser-Friedrich-Museum) として開館。
2000年から2006年まで改修工事を行い休館していたが、彫刻美術とビザンティン美術を主体に2006年10月17日に再開業した。
ボーデ博物館の営業日・休館日・入場料
▶︎営業時間:10:00〜18:00
▶︎休館日:月曜日
▶︎入場料:10€
祝日、年末年始は、特別営業時間となる。
12月24日は休業。
ボーデ博物館のサイト
参考ボーデ博物館
ペルガモン博物館(Pergamonmuseum)
ウィキペディアより引用
5館の中で最も新しく1930年に開館。
古代ローマおよび古代オリエント美術を中心に、古代美術および近世までの中東美術を扱う。
小アジアの古代都市ペルガモンから「ペルガモンの大祭壇」を館内に移築したことから、館名の由来にもなっている。
バビロンのイシュタル門やミレトスの市場の門など遺跡の発掘品を所蔵および復元展示するほか、近世までの中東工芸および絵画を展示する。
ペルガモン博物館の営業日・休館日・入場料
▶︎営業時間:10:00〜18:00
▶︎休館日:月曜日
▶︎入場料:12€
祝日、年末年始は、特別営業時間となる。
12月24日は休業。
ペルガモン博物館のサイト
参考ペルガモン博物館
新博物館(Neues Museum)
ウィキペディアより引用
旧博物館の裏手に位置し、1859年にシンケルの弟子の一人であるアウグスト・シュテューラーの設計によって完成。
第二次世界大戦の戦火で外壁を残して破壊され廃墟となった。
21世紀に入り第二次大戦前の姿に復元の上再建され、2009年10月に再開館した。
エジプト美術および先史時代の遺物を陳列する。
新博物館の営業日・休館日・入場料
▶︎営業時間:10:00〜18:00(火曜、水曜、金曜、土曜、日曜)
▶︎営業時間:10:00〜20:00(木曜)
▶︎休館日:月曜日
▶︎入場料:14€
祝日、年末年始は、特別営業時間となる。
12月24日は休業。
新博物館のサイト
参考新博物館
旧国立美術館(Alte Nationalgalerie)
ウィキペディアより引用
1876年にアウグスト・シュテューラーの設計によって完成。
銀行家ヨアヒム・ヴァグナーが、自ら所蔵する19世紀の美術品を寄贈したことに始まる。
このコレクションは、19世紀の彫刻から絵画に至るものである。
旧国立美術館の営業日・休館日・入場料
▶︎営業時間:10:00〜18:00
▶︎休館日:月曜日
▶︎入場料:12€
祝日、年末年始は、特別営業時間となる。
12月24日は休業。
旧国立美術館のサイト
参考旧国立美術館
旧博物館(Altes Museum)
ウィキペディアより引用
5館のなかで最も古く1830年に建築家カール・フリードリッヒ・シンケルが設計した。
ベルリン王宮(戦後東ドイツ政府がプロイセン軍国主義の象徴として撤去、現在存在しない)の前の道路を挟んだ向かい側に建設された。
ここにフリードリヒ・ヴィルヘルム3世の蒐集したギリシャ・ローマの芸術品を公開する目的で開館した。
旧博物館の前にはルストガルテンという公園がある。
旧博物館の営業日・休館日・入場料
▶︎営業時間:10:00〜18:00
▶︎休館日:月曜日
▶︎入場料:10€
祝日、年末年始は、特別営業時間となる。
12月24日は休業。
旧博物館のサイト
参考旧博物館
博物館島の場所
まず、どこにあるかまず地図を見て頂きたい。
赤枠で囲っている所が博物館島だ。
赤枠のところを拡大すると、5つの博物館、美術館が密集して立ち並んでいるのがわかる。
ベルリン・博物館島への行き方
博物館島はアクセスがしやすい。
近くに、ベルリン大聖堂もある。
バス、電車、地下鉄、トラムで行ける。
・電車→『Hackescher Markt駅』で下車。
・地下鉄→U5番線に乗り『Museumsinsel』で下車。
・バス→『100番』、『300番』、『N5』に乗り『U Museumsinsel』で下車。
電車(Sバーン)で博物館島へ行く場合
電車(Sバーン)を利用する場合、
・Hackescher Markt駅(ハッケシャーマルクト)、がおすすめ。
少し歩くことになるがこの駅もありかも。
・Alexanderplatz駅(アレクサンダープラッツ)
・Friedrichstraße駅(フリードリヒシュトラーセ)
地下鉄(Uバーン)で博物館島へ行く場合
・地下鉄U5番線に乗り、『Museumsinsel』で下車。
※ベルリン路線図で確認するとわかりやすい。
参考ベルリン路線図PDF(電車・地下鉄)
バスで博物館島へ行く場合
・100番、300番、N5番に乗り『U Museumsinsel』で下車。
ベルリンバス各路線ルートがみれる
ベルリン交通局(BVG)のサイトで、地下鉄、電車、バス、フェリーの路線ごとが確認出来る。
・バスのアインコンをクリックすると、バス路線番号が出てくる。
・バス路線番号をクリックすると、停留所一覧が見れる。
参考ベルリン交通各路線ルート一覧
ベルリンバス路線PDF
参考ベルリンバス路線PDF
ベルリン交通局のwebサイト(トップページ)
参考ベルリン交通局
ベルリンウェルカムカードの冊子に書かれた行き方(2015年版)
※2015年の情報なので廃止になってる交通機関あり。
私は、ベルリンウェルカムカードの博物館島のチケット込みのやつを買った。
2015年当時で、40.5€(AB区域+72時間+博物館島チケット)
それには、この博物館島の冊子が付いてくる(2015年のやつ)
この冊子は、ベルリンウェルカムカードの博物館島のチケット込みのやつを買うと付いてくる、博物館島について簡単に書かれたもの。
その博物館島の冊子に表記されていた行き方も載せておこう(2015年のやつ)
赤枠のところに注目
・電車(Sバーン)→ハッケシャーマルクト駅・フリードリヒシュトラーセ駅
・バス→100、147、200、TXL
・トラム→M1、M4、M5、M6、12
なんとも、ざっくりとした案内ではないか(笑)
ここに載せたのは2015年のやつなので、現在はもっとわかりやすく書いてくれているかもしれない。
ベルリンの博物館島の営業時間、入場料について
博物館島の営業時間・休館日・入場料一覧表
営業時間 |
休館日 | 入場料 |
|
ボーデ博物館 (Bode Museum) |
・10:00〜18:00 | 月曜日 | 10€ |
ペルガモン博物館 (Pergamanmuseum) |
・10:00〜18:00 ・木曜のみ10:00〜20:00 |
月曜日 | 12€ |
新博物館 (Neues Museum) |
・10:00〜18:00 ・木曜のみ10:00〜20:00 |
月曜日 | 14€ |
旧国立美術館 (Alte Nationalgalerie) |
・10:00〜18:00 | 月曜日 | 10€ |
旧博物館 (Altes Museum) |
・10:00〜18:00 | 月曜日 | 12€ |
▶︎博物館島のwebサイトはこちら。
参考博物館島のwebサイト
営業時間・休業日について
▶︎月曜日は全館休業。
▶︎12月24日は全館休業。
▶︎博物館島を含むベルリンの博物館・美術館の営業時間のサイト
参考ベルリンの博物館・美術館営業時間のページ
▶︎祝日・年末年始は特別営業時間となるので注意が必要。
参考博物館島 祝日・年末年始特別営業時間のページ
入場料について
▶︎学生などは割引になるのでお得だ。
▶︎18歳までの若者、子供は無料。
▶︎オンラインでチケットを購入することも出来る。
オンラインチケットのページは、少し分かりにくいが参考になれば。
参考博物館島オンラインチケットのページ
博物館島のお得なチケットについて
博物館島への博物館、美術館へ行くのに単体でそれぞれ買うよりもお得なチケットがある。
代表的なものとして、
・ベルリンウェルカムカード(博物館島のチケット付き)
・ミュージアムパス
等がある。
ベルリンウェルカムカード(博物館島のチケット付き)
私が利用したのは、ベルリンウェルカムカードの72時間(A,B)+博物館島のパスがセットになった分だ。
2015年当時で、40.5€だった。
2023年現在のベルリンウェルカムカードの値段
・2015年当時、私は現地ベルリンで買ったが今は事前にオンラインで購入する事も出来るので、オンラインで買おうと思う人は買っとくいい。
区域と使用時間よって値段が違う。
・A,B→ベルリン市内
・A,B,C→ベルリン市内+ポツダム含む
※注意したいのは、博物館島付きのチケットは72時間の分しかないのだ。
2023年現在の博物館島のチケット付きの値段は、AB区域で53€、ABC区域で56€だ。
ベルリンウェルカムカードは、買った時間分の間、電車(Sバーン)、地下鉄(Uバーン)、トラム、バスが乗り放題になる。
いちいち切符を買わなくていいので楽である。
乗り物に乗る際は、一番最初に打刻を忘れずに!!!
打刻は最初だけでオケ!!
最初に乗る乗り物で打刻をしたら、後はしなくていい。
また、他の観光施設、お店で25%〜50%近くの割引が受けられる特典がある。
滞在期間、観光日程によって、ベルリンウェルカムカードを買う買わないは決めればいいと思う。
参考ベルリンウェルカムカードのwebサイト
ベルリンミュージアムパスについて
博物館島を含むベルリン市内の30以上の博物館・美術館が無料になる。
・有効期間は3日間。
・値段は、32€。
・乗り物の乗り放題はない。
・オンラインで購入可。現地で購入も可。
参考ベルリンミュージアムパスのwebサイト
無料になる博物館・美術館は以下の通り。
※青枠は、博物館島の博物館と美術館。
このように博物館島でお得に使えるチケットはいくつかあるので、自分の旅行のプラン、予算にあったもので楽しんで観光するといいと思う。
さて、私はベルリン大聖堂を16:30過ぎに出て、ペルガモン博物館へと向かった。
この辺に来ても、私はまだゆっくり歩いていた。
そして、ペルガモン博物館を慌てて見て回ることになるのだ…(笑)
〜2015年ドイツ旅・つづく〜
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