2015年5月16日(土)
この日は、ベルリン大聖堂→ペルガモン博物館を見に行こうと決めていた。
しかし、ベルリン大聖堂を出たのが16:30くらいだった。
ペルガモン博物館に着いたのは17時前。
ペルガモン博物館の土曜日の営業時間は18時までである。
お分かりかと思うが、時間的には厳しかった(笑)
そんなペルガモン博物館を、駆け足で見てまわってきた話し。
ペルガモン博物館の場所
ペルガモン博物館は、シュプレー川の中洲の博物館島にある。
『コの字型』の建物がペルガモン博物館だ。
近くにはベルリン大聖堂もある。
立体的な地図がこちら。
①ボーデ博物館(Bode Museum)
②ペルガモン博物館 (Pergamonmuseum)
③新博物館 (Neues Museum)
④旧国立美術館 (Alte Nationalgalerie、旧ナショナルギャラリー)
⑤旧博物館(Altes Museum)
ペルガモン博物館の行き方について
博物館島にあるペルガモン博物館はアクセスがしやすい。
近くに、ベルリン大聖堂もある。
バス、電車、地下鉄、トラムで行ける。
・電車→『Hackescher Markt駅』で下車。
・地下鉄→U5番線に乗り『Museumsinsel』で下車。
・バス→『100番』、『300番』、『N5』に乗り『U Museumsinsel』で下車。
ペルガモン博物館の営業日・休館日・入場料
▶︎営業時間:10:00〜18:00
▶︎休館日:月曜日
▶︎入場料:12€
祝日、年末年始は、特別営業時間となる。
12月24日は休業。
祝日、年末年始の営業時間を詳しく知りたい方はここでチェック
参考祝日・年末年始の特別営業時間のページ
ペルガモン博物館のサイト
参考ペルガモン博物館
ペルガモン博物館について
2023年3月、ペルガモン博物館が改修工事のため閉館すると発表があった。
大変驚いた。
(※注意)
ペルガモン博物館は大規模改修工事のため、2023年10月23日よりしばらく閉館となる。
そのため、2023年7月1日〜10月22日まで開館時間が延長となる。
▶︎火曜、水曜、金曜、土曜、日曜は、午前9時〜午後7時まで。
▶︎木曜は、午前9時〜午後7時まで。
ペルガモン博物館(Pergamonmuseum)とは
ウキペディアより引用
5館の中で最も新しく1930年に開館。
古代ローマおよび古代オリエント美術を中心に、古代美術および近世までの中東美術を扱う。
小アジアの古代都市ペルガモンから「ペルガモンの大祭壇」を館内に移築したことから、館名の由来にもなっている。
バビロンのイシュタル門やミレトスの市場の門など遺跡の発掘品を所蔵および復元展示するほか、近世までの中東工芸および絵画を展示する。
ペルガモンの大祭壇のこと
注意して欲しいのは、ペルガモン博物館の目玉の一つである、ペルガモンの大祭壇(ゼウスの大祭壇)は改修工事のため2019年まで閉鎖中だ。
私が行った2015年も、ちょうど工事真っ只中であったため見ることが出来なかった。
ペルガモンの大祭壇について
ペルガモンの大祭壇は、ペルガモン(現トルコ:ベルガマ)のアクロポリスに建てられた祭壇である。
祭壇を移築、復元しペルガモン博物館に展示されている。
人のブログでの写真を見ていると、この階段に登ったり座ったりも出来る様だ。
ペルガモンの大祭壇の写真
博物館島のサイトにペルガモンの大祭壇(ゼウスの大祭壇)について、書かれているページがあった。
これが、ペルガモンの大祭壇(ゼウスの大祭壇)だ!
おぉぉぉ!!!すごい!!!
こうやって、ネットや人のブログでしか見た事がないペルガモンの大祭壇。
あぁぁぁ、自分の目で見て見たい!!!
工事の事も書いてあった。
英語なのでほとんど分からないが、上から3行目後半あたりに(赤線のところ)、
Closed until 2019.
と、書いてある。
2019年までクローズ、なんだな、というのがかろうじて分かる。
ペルガモンの大祭壇が完全に閉鎖されたのは、2014年の秋からのようだ。
私の英語のレベルはこんなものだ。ダメダメである(笑)
ペルガモン博物館に到着
ベルリン大聖堂を16時半過ぎに出てゆっくり歩いていた。
あぁ、右に行けばペルガモン博物館に着くんだな、と思いこの看板を眺めていた。
看板の地図を拡大してみる。
青い丸のところが、自分が今いる所。
点線でペルガモン博物館までの行き方を書いてくれている。
こんな回廊があった。
惚れ惚れする造りだ。
ベルリンウェルカムカードで並ばず入館!
そして、ペルガモン博物館に着いた。
この丸い看板に書かれている、『Eingang』はドイツ語で『入り口』、の事。
ちなみに、出口はドイツ語で『Ausgang』
私は、ベルリンウェルカムカードの博物館島チケット付きの分を買っていたので、チケット売り場に並ぶ事なく中に入れた。
ただ17時前だったら、事前にチケットを買ってなくてもすぐ中に入れそう(笑)
オーディオガイドを借りて荷物はロッカーへ預けよう
ペルガモン博物館に着いたのは17時前であった。
オーディオガイドを借りる事ができる。
日本語のオーディオガイドもある。
値段は、な・ん・と・無料!!!
ペルガモン博物館、太っ腹や!
無料なので絶対借りる事をオススメする。
そして、上着はクロークに預ける。
大きな荷物(リュック等)は、ロッカーに入れる。
ロッカーのドアの内側に、お金を入れるところがある。
値段は1€。後でお金は返ってくる。
私は111番のロッカーにした。
111番とゾロ目なので縁起がいい。はずだ(笑)
ペルガモン博物館を見学へ
荷物をコインロッカーに入れたら17時になっていた。
営業時間が18時までである。
ヤバイ!!
サッサと、見て回らなければならない。
さぁ、レッツゴー!Σ(´д`)
イシュタル門
まずは、イシュタル門だ。
青色の大きな門が目を引く。とにかく大きくて写真に上手く収まらない。
イシュタル門は、新バビロニア王国の首都バビロンで建築された門である。
ネブカドネザル2世によって建てられた。
『イシュタル』とは、バビロンの女神のことだ。
青い釉薬瓦で覆われた門には、創造上の動物が浮き彫りの形で描かれている。
イシュタル門自体も修復中であった。
イシュタル門の両側にもこんな壁がある。
イシュタル門の向かって左側は修復中だった。
古代メソポタミア地方の地図も展示されていた。
行列通り
イシュタル門から続くこの通りが『行列通り』である。
通路の両サイドにイシュタル門と同じ青い釉薬瓦で出来た壁がある。
壁には浮き彫りでライオンが描かれている。
通路の真ん中には椅子もあり休憩も出来る。
ポコッと浮き彫りになっているのがわかる。
ミレトスの市場門
イシュタル門を入ったところに、『ミレトスの市場門』がある。
ミレトスは現在のトルコ、エーゲ海に面した都市イズミルの南下の方にある。
ギリシア人の殖民都市だったところだ。
じゃじゃーーん!これがミレトスの市場門だー!
スケールがデカイよ!
天井の作りも繊細だ。
天高く伸びる円柱。
ミレトスの市場門の入り口の両脇に半分に壊れた人物像が2体ある。
壊れた人物像を違う角度から。
ミレトスの市場門の部屋のサイドの壁にある円柱。
ミレトスの市場門の向かいには、バルコニーになっているところがある。
バルコニーの正面から撮った写真がなかったので横から。
バルコニーには2つの頭部像がある。
バルコニーに向かって左側にあるのが、ローマ皇帝トラヤヌス。
バルコニーに向かって右側にあるのが、ハドリアヌス。
そして、ミレトスの市場門とバルコニーの間には『ミレトスのモザイクの床』がある。
ムシャッタ宮殿
ウキペディアより引用
ムシャッタ宮殿(Mshatta facade)は、現在のヨルダンに存在したウマイヤ朝時代の宮殿。
ウマイヤ朝が滅亡した750年には未完成だったとされ、ウマイヤ朝が滅亡されるとともに建設工事は中断され、宮殿は放棄された。
あまりにも壮大で豪華な宮殿であったため、ウマイヤ朝衰退の一因になったと言われる。華麗な宮殿の装飾は剥がされてヨルダン国外に持ち出されており、ベルリンのペルガモン博物館にこの宮殿の入り口部分が再建されている。
ムシャッタ宮殿があった場所はヨルダンの首都アンマンの下の方。
展示されているムシャッタ宮殿。
ムシャッタ宮殿のそばにあったもの。
オシリ///
他の部屋の展示品あれこれ
見所がいっぱいすぎるペルガモン博物館。
ゆっくり見れないので、写真だけでも撮っておこうと思って撮りまくっていた。
写真だけになるので、サクッと流して見てもらえればと思う。
犬?
見るものがいっぱいあるよ!
絨毯がいっぱいある部屋。
このエックス(X)に立ったスタンド?のようなものは、すごく印象に残っている。
模様がきめ細かくて綺麗。
宝箱みたいや。
陶器のかけら。
石を貼り付けてある。
イシュタル門の動物の浮き彫りの前のやつかな?
ミフラーブがあった
ミフラーブ とは、モスクの壁に設けられたメッカの方向(ギブラ)を示すもの。
ミフラーブ その①
ミフラーブ その②
最後に階段をパチリ。
オーディオガイドのこと
ペルガモン博物館には、日本語のオーディオガイドがある。
無料だ。
展示物のところに番号が書いてあり、その番号をオーディオガイドに入力すると説明のアナウンスが流れてくる。
展示物の番号が書いてある。これだと『310』が入力する番号。
番号をオーディオガイドに入力する。画面も日本語表示なのでわかりやすい。
この案内板だと『320』と入力する。
何を聞いているかも表示される。
私の場合、時間がなかったのでオーディオガイドを聞かずに見るだけの所も多かった。
これはもったいない(ノД`)
まぁこんな感じで、私のペルガモン博物館見学は慌しいものだった(笑)
最低でも2時間は欲しいところ。
次、再訪する時は時間に余裕を持って見て見たいと思う。
そして、オーディオガイドも活用したい(笑)
この後は、ベルリンで有名なケバブのお店に行きますよ!
Date:2015年5月16日(土)
〜2015年ドイツ旅・つづく〜
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