2014年11月28日(金)
京都の東福寺に紅葉を見に行ってきた!
臥雲橋、通天橋から見える一面秋色に染まった景色には心を奪われる。
境内の木々は綺麗に色付き、地面の「散りもみじ」も絵になり素晴らしかった。
東福寺の紅葉を楽しんできた話し。
東福寺について
東福寺は、臨済宗東福寺派の大本山の寺院。
東福寺は完成までに、嘉禎2年(1236年)〜建長7年(1255年)まで19年を費やした。
『東福寺』の名前は、摂政、九条道家により奈良にある『東大寺』の『東』、興福寺の『福』より1文字ずつをとり『東福寺』と名付けられた。
東福寺のサイトがこちら
参考京都・東福寺
東福寺にある3つの橋
東福寺の、渓谷「洗玉澗(せんぎょくかん)」を流れる川「三ノ橋川」に3つの橋が架けられている。
この3つの橋は「東福寺三名橋」とも言われている。
・偃月橋(えんげつきょう)
・通天橋(つうてんきょう)
・臥雲橋(がうんきょう)
上流にある橋が「偃月橋」、下流が「臥雲橋」
位置関係は地図を参照。
偃月橋(えんげつきょう)について
渓谷「洗玉澗(せんぎょくかん)」を流れる川「三ノ橋川」の上流に架かる橋。
1603年に架けられた。
橋の構造は、切妻造(きりづまづくり)、桟瓦葺き(さんがわらぶき)の木造橋廊。
→切妻造:本を伏せた様な山形の形状の屋根の事。
→桟瓦葺き:軽量の波型の瓦を重ねて並べていく葺き方
「偃月橋」を渡った先には、「龍吟庵(りょうぎんあん)」と「即宗院(そくしゅういん)」がある。
「偃月(えんげつ)」とは、半円形の月、半月、弓張月(ゆみはりづき)、の事。
偃月橋は、1967年(昭和42年)6月15日、国の重要文化財に指定された。
また、日本百名橋にも選出されている。
通天橋(つうてんきょう)について
渓谷、洗玉澗(せんぎょくかん)を渡るための、本堂から方丈、開山堂(常楽庵)に繋がる橋廊。
1380年(天授6年)に、春屋妙葩(※しゅんおく みょうは)により橋が架けたと言われている。
1959年(昭和34年)に台風で倒壊し、1961年(昭和36年)に再建された。
再建した際に、橋脚部分は鉄筋コンクリート製になっている。
※春屋妙葩(しゅんおく みょうは)
→室町時代の臨済宗の禅僧
臥雲橋(がうんきょう)について
渓谷「洗玉澗(せんぎょくかん)」を流れる川「三ノ橋川」の下流に架かる橋。
臥雲橋は、1993年(平成5年)4月9日、京都府指定の重要文化財に指定された。
東福寺の行き方
電車とバスで行く場合についてのみ記載。
東福寺の住所は、
→京都市東山区本町15丁目778
電車で行く場合
JR、京阪電車、阪急電車のアクセスについて記載。
JRでのアクセス
JRでの東福寺の最寄駅は、JR奈良線の『東福寺駅』
<JR京都駅から行く場合>
①JR奈良線、8〜10番ホームへ行く。
②電車に乗り、『東福寺駅』で下車。
・2番線ホーム到着。
・乗車時間約3分。
・京都から東福寺は一駅(ひとえき)
・京都からの運賃は、150円。
③改札を出て、東福寺までは徒歩約10分程。
京阪電車でのアクセス
京阪電車での東福寺の最寄り駅は、『東福寺駅』と『鳥羽街道駅』
・『東福寺駅』下車し、東福寺までは徒歩10分程。
・『鳥羽街道駅』下車し、東福寺までは徒歩10分程。
阪急電車でのアクセス
①阪急京都線『京都河原町駅』下車し、京阪へ乗り換え。
②京阪『祇園四条駅』まで歩く。徒歩約7分程。
③京阪『東福寺駅』で下車し、東福寺までは徒歩10分程。
バスで行く場合
・各バス停から乗り、『東福寺』で下車。
・バス停『東福寺』から、東福寺までは徒歩で約4分程。
バス停 | 京都市バス |
京都駅 ・バス乗り場「D2」 参考時刻表 |
・208系統(時計回り) |
四条河原町 ・バス乗り場「E」 参考時刻表 |
・207系統(時計回り) ・58系統(土、休日のみ) |
東山三条(地下鉄東山駅) 参考時刻表 |
・202系統 |
祇園 参考時刻表(202系統) 参考時刻表(207系統) |
・202系統 ・207系統(時計回り) ・58系統(土、休日のみ) |
京都駅バス乗り場
四条河原町のバス乗り場
各バス系統停留所一覧
各バス乗り場から東福寺までのバス停留所がこちら。
京都市バス『東福寺』バス停の場所
・バス停の場所は、赤いピンの所になる。
東福寺の拝観時間・拝観料金について
・拝観時間は時期により異なる。
・拝観料金は、拝観場所、時期(通常、秋季)により異なる。
・再入場不可。
拝観時間
・拝観時間は下記の通り。
・閉門時間は、各期間拝観時間終了後より30分後。
期間 | 拝観時間 |
4月〜10月末 | 9:00〜16:00 |
11月〜12月(第1日曜日) | 8:30〜16:00 |
12月(第1月曜日)〜3月末 | 9:00〜15:30 |
拝観料金(通常期)
・通常期の拝観料金がこちら。
通常期(秋季期間以外) | |
拝観場所 | 拝観料 |
東福寺本坊庭園(方丈) | ・大人:500円 ・小中学生:300円 |
通天橋・開山堂 | ・大人:600円 ・小中学生:300円 |
<共通拝観券> ・東福寺本坊庭園(方丈) ・通天橋 ・開山堂 |
・大人:1,000円 ・小中学生:500円 |
拝観料金(秋季期間)
・秋季期間の拝観料金がこちら。
秋季期間(11月11日〜12月3日) |
|
拝観場所 | 拝観料 |
東福寺本坊庭園(方丈) | ・大人:500円 ・小中学生:300円 |
通天橋・開山堂 | ・大人:1,000円 ・小中学生:300円 |
<共通拝観券> ・東福寺本坊庭園(方丈) ・通天橋 ・開山堂 |
※注意 |
東福寺近くでお昼ご飯食べた!
11:50、ラインタイム!
ちょうどお昼時だった。
東福寺に行く前に、お昼ご飯を食べる事にした。
ご飯を食べたところは、『丹波屋』さん。
通天もみじうどんと鯖寿司3切れのセットにした!
値段は、1,320円(※2014年)
美味しく頂いた!
東福寺行くまでの道も綺麗な紅葉!
丹波屋さんでお昼ご飯を食べた後、東福寺へ向かった。
東福寺へ行く道も綺麗に色づいた木々があり上を見ながら歩いた。
京都・東福寺の紅葉の様子
臥雲橋、通天橋、渓谷洗玉澗、境内の紅葉を見て、開山堂にも行ってみた。
臥雲橋からの紅葉の景色は絶景!
12:40、臥雲橋に着いた。
多くの人がいた。
臥雲橋から通天橋を見たらすごかった!
綺麗過ぎた!
この構図、ネットやガイドブックで見たやつや!、と!
来てよかった!と思った。
臥雲橋から洗玉澗を見下ろしてみた!
ここも綺麗。
上の通天橋だけでなく、下も是非見て欲しい!
臥雲橋を渡ったところ。
臥雲橋からテクテク。
ここの道も紅葉が綺麗。
振り返って臥雲橋を見てみた。
12:58、チケットを買った!
さぁ、これから東福寺の紅葉を見てまわるよ!
通天橋から見た紅葉
2014年11月28日
東福寺の紅葉、綺麗だった。
写真ばかりになるが見て欲しい。
開山堂・普門院に行ってみた
13:21、開山堂(別名:常楽庵)に着いた。
開山堂は2階建の楼閣で、通天橋を渡った先にあり、最も高い場所に建っている。
1997年12月3日、国の重要文化財に指定された。
1階の礼堂の奥には、開山の円爾弁円(聖一国師)の尊像が安置されている(非公開)
1819年(文政2年)に焼失したが、1823年(文政6年)、一条忠良によって再建された。
写真右奥は普門院。開山堂の西側に位置している。
普門院のところでは多くの人が腰を下ろし休んでいた。
枯山水の庭園が美しい。
開山堂、桜門の柵の隙間からの紅葉。
通天橋から洗玉澗、境内の紅葉
開山堂を出て洗玉澗、境内の紅葉を見に行った。
愛染堂があった。
・愛染堂は杮葺(こけらぶき)の八角円堂の建物。
→杮葺:木の薄板を幾重にも重ねて施工された屋根。
・1898年(明治31年)12月28日に国の重要文化財に指定された。
・愛染明王(あいぜんみょうおう)を祀っている。
見所がいっぱいだ。
渓谷、洗玉澗から通天橋の眺め。
通天橋たくさんの人がいる。
洗玉澗の紅葉。
地面には一面の「散りもみじ」
もみじの絨毯やね!
見上げても綺麗。
キレイキレイキレイ!
旅の最後に京都駅でソフトを食べた。
ソフト美味しかった(∩´∀`∩)
東福寺の紅葉、本当の綺麗だった。
大満足!*\(^o^)/*
また行ってみたい。
Date:2014年11月28日(金)
〜京都、東福寺の紅葉・終わり〜
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