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【南禅寺天授庵の紅葉】秋色の2つの庭園と書院奥の景色が必見!

日本
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2016年11月17日(木)
2014年11月28日(金)
南禅寺の天授庵に紅葉を見に行ってきた。
方丈東庭(本堂前庭)、書院南庭の木々は綺麗に色付き、書院の奥の窓越しに見える紅葉は額縁の絵を思わせる。

天授庵は、2014年、2016年と2回訪問した。
このブログは2016年に天授庵を訪問した時の事をメインで書いてみた。
2014年は少しだけ掲載。

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南禅寺天授庵について

南禅寺天授庵の事について知っておきたい。

南禅寺天授庵のこと

天授庵は、南禅寺の塔頭(たっちゅう)寺院。
南禅寺、開山の無関普門禅師(大明国師)をお祀りしている。
1339年(暦応2年)、虎関師錬(こかん しれん)により創建。
1447年(文安4年)の南禅寺の大火で類焼し、応仁の兵火に見舞われ、その後荒廃していったが、1607年(慶長7年)、歌人の細川幽斎(ほそかわ ゆうさい)により再興された。

本堂には非公開の長谷川等伯筆の襖絵32面(襖16面、襖8面、襖8面)があり、重要文化財に指定されている。
襖絵は本堂再建の1607年(慶長7年)に製作されたもので、長谷川等伯64歳晩年の傑作である。

南禅寺天授庵

山号:瑞龍山
宗派:臨済宗南禅寺派
本尊:釈迦如来
創建:暦応2年(1339年)
開基:虎関師錬


南禅寺天授庵の2つの庭園の事

天授庵は、『枯山水庭園』と『池泉回遊式庭園』の2つの庭園を楽しめる。
『方丈東庭(本堂前庭)』が枯山水庭園、『書院南側』が池泉回遊式庭園となっている。

枯山水庭園とは?
・読み方→かれさんすいていえん
・水を使わず石や白砂で山水の景色を表現した庭のこと。

池泉回遊式庭園とは?
・読み方→ちせんかいゆうしきていえん
・庭園に池があり水を取り入れているのが特徴。池の周囲には園路あって、そこを散策して自然美を楽しみながら鑑賞出来る庭園。


南禅寺天授庵の『そうだ 京都、行こう。』のCMの事

『そうだ 京都、行こう。』
天授庵は、2013年(平成25年)、JR東海のCM『そうだ 京都、行こう。』キャンペーン盛秋編の舞台となった所でもある。
このCM、全然覚えてないんだが、ユーチューブで見てみると天授庵のいい所満載で天授庵行きたくなる。
ナレーションは、長塚京三さん。

南禅寺天授庵の2013年『そうだ 京都、行こう。』
・JR東海のサイトがこちら

参考南禅寺天授庵『そうだ 京都、行こう。』

・CM(ユーチューブ)がこちら。30秒。

参考2013年CM 天授庵『そうだ 京都、行こう。』

『そうだ 京都、行こう。』公式サイト
参考
『そうだ 京都、行こう。』


話はずれるが、『そうだ 京都、いこう。』は、1993年(平成5年)からJR東海が実施しているキャンペーン。
1994年(平成6年)に平安遷都1200年になる記念事業として、1993年(平成5年)に先駆けて開始された。
第1回CM作品の場所は、清水寺だった。

ナレーション歴代は、長塚京三さん→柄本佑(えもと たすく)さん。
長塚京三さんのナレーションは、1993年10月のCM開始時〜2018年10月秋まで。
長塚京三さんナレーション最後のCMは、京都府京田辺市にある『酬恩庵 一休寺(しゅうおんあん いっきゅうじ)』

柄本佑さんのナレーションは、2019年1月のCM〜現在(2023年)
柄本佑さんが最初に務めたCMは賀茂川が舞台の「2019 春はあけぼの・日の出篇」


ついでに『そうだ 京都、行こう。』、のタイトルの私のちょっとした思い違いの事についても話しておきたい。
これは私自身の事で、読み手にとっては全くもってどうでもいい話しなので、ここはすっ飛ばしてもらって構わない。

私は、この『そうだ 京都、行こう。』のタイトルを、2023年まで『そうだ 京都へ行こう』だと思っていた。
『京都へ』→『へ』を入れた言葉で覚えていた。

このブログを書くにあたり、『そうだ 京都、行こう。』の事を調べていたら、タイトルが私が思っていたのと違っていた。
衝撃だった!!!
私は、タイトルを30年間も『そうだ京都へ行こう』だと信じていた。
なんたる(笑)…ヾ(:3ノシヾ)ノシ”
『そうだ 京都、行こう。』のJR東海の方、この言葉を作った方に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

このブログを書かなかったら、私はこの先もずっと『そうだ 京都へ 行こう。』と、『京都へ』と思い続けていたに違いない(笑)


天授庵の拝観料、拝観時間

拝観料金がこちら。

天授庵 拝観料金
大人500円
高校生400円
小中学生300円


拝観時間がこちら。

天授庵 拝観時間
通常期9:00〜17:00
冬期
(11月中旬〜2月末)
9:00〜16:30


南禅寺天授庵の場所

南禅寺天授庵の住所は、
京都市左京区南禅寺福地町86-8 

場所は地図(ざっくりですが)を参照。
南禅寺三門の南側に天授庵がある。

山門の南側に天授庵がある。


南禅寺天授庵の行き方

地下鉄とバスで行く場合について記載。

<参考>京都市バス、地下鉄路線図


地下鉄で天授庵に行く場合

地下鉄東西線『蹴上駅(けあげえき)』下車し、徒歩10分。
①「蹴上駅」改札を出たら左に曲がり、「出口1」へ行く。
②「出口1」の地上まで上がったら、右に曲がり直進。
③「ねじりまんぽ」と呼ばれる煉瓦造りのトンネルを進むと南禅寺の三門が見えてくる。

地下鉄東西線蹴上駅の改札出た所。
地下鉄東西線 蹴上駅改札出たところ。
改札を出て左に曲がり、「出口1」に行く。
南禅寺、永観堂、インクライン、と赤矢印で表示してくれてるので分かりやすい。


地下鉄東西線蹴上駅の「出口1」の外に出る所。
地下鉄東西線 蹴上駅「出口1」の地上の所。
ここを右に曲がる。やや下り坂になっている。


地下鉄東西線「蹴上駅 出口1」にある南禅寺、永観堂への案内図。

トンネル「ねじりまんぽ」の全景写真。
蹴上駅の「出口1」を右に曲がり進んで行くと、右手に「ねりじまんぽ」のトンネルがある。
このトンネルを出て道なりに進んで行くと、天授庵(南禅寺)に着く。


トンネル「ねじりまんぽ」の説明文。
「ねじりまんぽ」の説明文より
・「ねじりまんぽ」は三条通りから南禅寺へ向かう道路の造成に伴って建設され、明治21年(1888年)6月の完成しました。
・「まんぽ」とは、トンネルを意味する古い言葉で、「ねじりまんぽ」は、「ねじりのあるトンネん」という意味です。
・上部にあるインクライン(傾斜鉄道)と斜めに交わる道路に合わせ、トンネルも斜めに掘られるとともに、強度を確保する観点から、内壁のレンガを螺旋状に積む工法が採られています。


バスで天授庵に行く場合

・バス会社は、京都市バス。
京都駅からは、『5系統』のバス。
→「四条烏丸経由」と「河原町五条経由」がある。どちらに乗っても可。
・下車するバス停は、『南禅寺・永観堂道』
『南禅寺・永観堂道』のバス停から、南禅寺天授庵までは徒歩で10分程。
・『東天王町』のバス停からも行けるがやや遠い。

バス停『南禅寺・永観堂道』下車

京都市バス
京都駅前→南禅寺・永観堂道

京都市バス 5系統
(京都駅前→南禅寺・永観堂道)
京都駅前
・バス乗り場『A1』
参考時刻表(京都駅前発 5系統
・5系統
(国際会館駅・岩倉行き)
運賃・230円
所要時間・約36分
京都市バスのサイトより引用


バス停留所一覧
・京都駅前→南禅寺・永観堂道

京都市バス、京都駅前→南禅寺・永観堂道までの停留所一覧



『南禅寺・永観堂道』バス停の場所
・赤いピンの所がバス停。


バス停『南禅寺・永観堂道』の時刻表
・京都市バス5系統

バス停『南禅寺・永観堂道』
京都市バス 5系統
各方面の時刻表
5系統
参考四条、京都駅方面
参考国際会館駅・岩倉方面


バス停『東天王町』下車

京都市バス
バス停『東天王町』
・『東天王町』で下車の場合、南禅寺天授庵まではやや遠い。
・『東天王町』には、5系統、32系統、93系統、203系統、204系統のバスが停車する。

京都市バス停 東天王町
バス系統
参考各系統時刻表
行き先
5系統・四条、京都駅方面
・国際会館駅、岩倉方面
32系統・四条河原町方面
・銀閣寺方面
93系統・嵯峨、嵐山方面
・錦林車庫前方面
203系統・祇園、四条河原町方面
・北野天満宮、西大寺四条方面
204系統・円町、金閣寺方面
・北大路バスターミナル方面



『東天王町』バス停の場所
・赤いピンの所がバス停


京都・南禅寺天授庵の紅葉(2016年)

写真ばかりだが見て欲しい<(_ _)>

「ねじりまんぽ」のトンネルを出てテクテク。
南禅寺天授庵に行くまでの道も紅葉が綺麗だった。

道路から撮ったどこかの寺院。


2016年11月17日 15:10
南禅寺、中門の所に着いた。
中門の『大本山 南禅寺』の字を見て、南禅寺来た!と実感。

南禅寺の中門。
天授庵の庭園全景図。
天授庵庭園全景図


南禅寺天授庵到着!

15:12、南禅寺天授庵の中に入った。
通路の四角の敷石、色づいた木々、2年振りの天授庵は変わらず綺麗だった。


方丈東庭(本堂前庭)の紅葉

方丈東庭(本堂前庭)のところに着いた。
広い縁側があり、ここに座って枯山水の庭園を眺めて楽しむ事が出来る。

天授庵、方丈東庭(本堂前庭)の縁側を含めた紅葉。
枯山水庭園と紅葉。

奥行き感!
この縁側、どのくらいの長さがあるのだろう?


天授庵、方丈東庭(本堂前庭)の縁側を含めた紅葉。
皆が縁側に腰掛けて枯山水庭園の紅葉を楽しんでいる。

波打った白砂も綺麗で(´ω`)
白砂が大河を表している。


赤、オレンジ、緑、白のコントラストが素敵。

天授庵、方丈東庭(本堂前庭)の紅葉。
書院南庭側の方から撮った、縁側から枯山水庭園と紅葉を楽しむ人達。


書院南庭の紅葉

方丈東庭(本堂前庭)を出て、書院南庭の方へ向かった。
書院南庭は、池泉回遊式庭園となっている。



書院南庭に入る所にある門。
空いっぱいに広がった木々が綺麗だった。
この奥を進むと、書院、橋、池を見る事が出来る。

天授庵、方丈東庭(本堂前庭)から書院南庭に向かう所にある門と紅葉。
方丈東庭(本堂前庭)→書院南庭に行く通路。
門と紅葉が素晴らしい。


苔むした屋根と落ち葉もいい感じ。

門をくぐり振り返って門の全景撮ってみた。

奥に見えるのは、方丈東庭(本堂前庭)



書院が見える所に来た。
もみじと一緒に見るとまた映えるl



池に架かる橋。
紅葉が屋根みたい。

ジグザグになった橋がいいね。
写真映えする。


池の水面に映り込んだ紅葉も見どころ。
しばらくこの光景を見てた。


散りもみじと苔。


池の周りの紅葉。
ゆっくりと歩いて池を見ながら、空を見上げながら楽しんだ。

シュッと上に伸びる木と紅葉。

飛び石の橋があった。風情ある。
歩く時は気をつけて!


池と紅葉。
池の水面の紅葉のリフレクションも素晴らしい!


木々の隙間から書院が見える。

石灯篭と赤もみじのリフレクション。


池の鯉ともみじ。
池には立派な錦鯉がいる。
水面には散ったもみじも浮いている。

ちょうど大きく口を開けてた(笑)

もみじが髪飾りみたいで可愛い(´ω`)


戻ろうか。
ジグザクの橋をまた渡る。



書院南庭のところ。
書院ともみじ。



再び方丈東庭(本堂前庭)に。

シュウメイギク(秋明菊)が咲いてた。
・花言葉:『薄れゆく愛』『耐え忍ぶ愛』『淡い思い』など。
・科名/属名:キンポウゲ科/イチリンソウ属(アネモネ属)
・名前に菊とあるが菊ではない。



書院奥に見える景色は絶対見よう!

中には入れないので玄関先からの写真。
ここからは、書院南庭の紅葉がガラス戸から見え、額縁の絵を思わせる。
ここの景色は見逃せない場所だ。

写真を何枚も撮ったが、なかなか上手く撮れなかった(笑)
撮っては消し、撮っては消しの繰り返し(笑)



肝心なところの写真を撮ってなかったので帰る前に撮った(笑)
天授庵を入って正面の建物『庫裡(くり)』
『庫裡(くり)』とは、寺院の台所にあたる建物の事。
通路の先の玄関奥には先程見た、赤色に染まった紅葉の額縁の景色が見える。

紅葉の額縁の景色に写るシルエット。

2016年に見た南禅寺天授庵の紅葉の写真は以上。

京都・南禅寺天授庵の紅葉(2014年)

2014年11月28日(金)
2014年に天授庵に行った時の写真を少しだけ!<(_ _)>

2016年に行ったのが、11月17日だったので、2014年は若干紅葉が進んでおり散ってる感がある。
それでも綺麗だった。

書院の奥に見える景色。

方丈東庭(本堂前庭)の紅葉と枯山水庭園。

書院南庭に入る所にある門。

屋根の上には落ちたもみじが一杯。

池の鯉。

池の鯉ともみじ。
白と赤の綺麗な鯉。


散りもみじ。

散りもみじのフワフワ感。
寝転びたい(笑)


池の水面の散りもみじ。

池の水面のいっぱいの「散りもみじ」、これまた綺麗。
その年によって紅葉の進み具合は違うが、2016年11月17日の時は、ここまでの散りもみじではなかった。


苔と散りもみじ。

池の水面に浮いた仲良しもみじ゚((*´ ∀`人´∀ `*))
可愛いなぁ、と思って撮った。


池の鯉ともみじ。

千両。
千両は、葉の上に実が付く。


方丈東庭(本堂前庭)にまた戻って来た。
どんだけ好き(笑)


帰る前に撮った天授庵の入り口。


南禅寺の紅葉を見に行くなら、天授庵の方にも足を運んで、天授庵の紅葉も是非見てもらいたい。
天授庵の紅葉、オススメです!

Date:2016年11月17日(木)
Date:2014年11月28日(金)
〜南禅寺 天授庵の紅葉・終わり〜

よかったらこちらの記事も見て下さい。

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