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【友ヶ島の旅②〜上陸編〜】第2砲台跡〜友ヶ島灯台までを歩く

日本
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2016年11月4日(金)
行こう行こうと思いつつ、なかなか時間がとれずに1年経ってしまっていた。
このままだと行かずじまいになりかねない。

よし!船の本数が1日4本ある11月中に友ヶ島に行こう!、と決意したのは2016年10月末のことだった。
差し迫っていた。
11月を逃すと、12月〜2月末日までは船の運航は土曜、日曜、祝日のみとなり、しかも1日2便となる(※2016年11月当時)

そして、季節は冬を迎え、寒くなってしまう。
寒いのはあかんのや…((((;゚Д゚)))

行くなら土日祝日よりも平日。
平日の方が人も少ない。
勤務表を眺め、11月4日決行となった。
決行日は天気もよく友ヶ島散策日和となった。

【友ヶ島の旅②】は、友ヶ島に上陸し、第2砲台跡〜友ヶ島灯台、子午線広場、をまでを歩いて見て回った話。

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友ヶ島に向けて出航

加太港を9時に出航する船に乗った。
ようこそ友ヶ島へ

ここからすでに、友ヶ島歓迎ムードですよ!*\(^o^)/*


私は早くから並んだ。
前から3〜4番目くらいだったと思う(笑)
今回私が乗る船は『ともがしま』号。

船は他にも『らぴゅた』号もある。
船の定員は100名。

ともがしま号に乗船

船の中はこんな感じ。


コンセントのある席もあったよ!


ザブーーーン!

波が窓にふりかかる。
私は船内の席に座った。しかし、船内の席は外の景色があまり見れない。

どうせ船に乗るなら船内の席よりも、船外のデッキの方が外の景色を見ながら楽しめるので船外をオススメする。
帰りは船内の席には座らず、船外のデッキの方で船から見える景色を楽しんだ。

友ヶ島到着

9時に加太港を出航して、約20分程で友ヶ島に到着した。
野奈浦桟橋(のなうらさんばし)の所に着く。


船が帰って行く。
また迎えに来てなー!(´・Д・)」


野奈浦桟橋をてくてく。


桟橋から海を見ると魚がいた。


野奈浦桟橋どどーん!*\(^o^)/*
帰って行く船も小さく見える。


友ヶ島の案内板

野奈浦桟橋をまっすぐ進むと友ヶ島の玄関口、野奈浦広場に着く。
ここに友ヶ島の案内板がある。


私はこの案内板の向かって右側の方、『池尻・孝助松・灯台方面』を目指して進んだ。


案内板の下の方には、友ヶ島のことについて事が日本語と英語で書いてある。
また真ん中にはハイキングモデルコースも書いてある。


ハイキングモデルコースの案内板

ハイキングモデルコース。
私は、灯台・展望台コースを参考に友ヶ島を散策した。


友ヶ島についての説明文

<拡大してみた>
ピンボケすみません(笑)
日本語バージョン。


英語バージョン。
外国人の方にも優しい友ヶ島。


友ヶ島散策マップPDF

こちらが友ヶ島散策マップPDFになる。
参考友ヶ島散策マップPDF

友ヶ島探検に出発進行

ザックリ簡単な友ヶ島の地図がこちら!
第2砲台跡〜友ヶ島灯台、子午線広場を見て回った。


案内板を右側に進むと自販機が見えた。

右側のは故障していた。
左側のはほぼ売り切れていた。
友ヶ島には売店がないので、船に乗るまでに飲み物は買っておこう。あと食べ物も。

自販機はあてにしない方がいいと思う。
売り切れや故障で買えないという事になったら悲しすぎる。

第2砲台跡を目指して進むよ

木の生え方がすごいよね(笑)


友ヶ島に咲いていた黄色の花。


前に見えているのも私と同じく1人で来た女性。
私が来た日(2016年11月4日)も、1人で来ている人を何人か見かけた。


海の家があった。


海の家の近くにあったもの。
早速ラピュタを感じられる。


海の家にあったハンモック。
ハンモック乗ってみたい。
気持ちええやろなー((*´∀`*))


道の各所には、目的地の案内板と距離が書いてあり分かりやすい。
第5砲台跡に行くのをすっかり忘れ、そのまま第2砲台跡方面の右に行ってしまった。
悔やまれる(つД`)


岩がむき出し!


坂道も急なところが多い。


こんな道を歩くので、歩きやすいスニーカーがいい。


岩岩岩!!!


第2砲台跡がチラッと見えた。


しばらく進むと見えてくる建物。
営業はしてないっぽい。


第2砲台跡まであと0.1km!


黄色い花は、友ヶ島の至る所に咲いていた。


蛇ヶ池(じゃがいけ)を横切って、


第2砲台跡までもおすぐ!


第2砲台跡に到着

第2砲台跡は海岸に面したところにある。
砲台跡の中は立ち入り禁止になっている。
説明板がある。

説明板にあった文章より引用

紀州藩は幕末から、紀淡海峡を北上して大阪湾に侵入する外国船を監視する目的で、友ヶ島に「友ヶ島奉行」を設置していました。

明治になり、国土防衛の重要性を増すなか、1889年、陸軍は淡路島の由良から友ヶ島を経て、加太に至る紀淡海峡地区に砲台群の建設を計画、淡路島の由良地区に11か所、友ヶ島地区に6か所、加太地区8か所に砲台を設置し、これらを「由良要塞」と称しました。

このようにして設置された友ヶ島の6か所の砲台のうち、第1〜第5砲台までが、ここ沖ノ島にあり、第1・2・5砲台は島の西端に設けられ、海峡にさしかかった船舶を待ち伏せ・真横から砲撃することを目的とし、また、第3・4砲台は360°の視界を持つ山頂付近にあり、長時間の砲撃が可能になっていました。

いずれの砲台も設置されたものの使用されることなく終戦をむかえましたが、この第2砲台は終戦時に以後の使用を禁ずる意図で爆破され、砲台右翼の第1・第2砲座は完全に破壊、左翼の第3・第4砲座は半壊の状態で「第2砲台跡」として、今に残っています。



各砲台跡の位置関係が書いてありわかりやすい。


第2砲台跡、一気にラピュタの世界!


この壊れ具合が、ラピュタの崩壊を思わせる。


タンカーとラピュタのコラボ(笑)


タンカーでかい!


高台に上がってみた。海が見渡せる。
大きな木が、バタンと倒れているのがわかると思う。
葉は緑なので生きている。


友ヶ島灯台に向けて移動

自然いっぱいの山道を歩く。


道脇にあった看板。まむし注意!
夏に行く方は気をつけましょう((((;゚Д゚)))


小さな洞窟のようなものが見える。


友ヶ島灯台到着

もおすぐ友ヶ島灯台!
友ヶ島灯台まで、0.1kmの看板がある。


友ヶ島灯台が見えてきた。


友ヶ島灯台の説明板がある。

友ヶ島灯台(説明板より引用)

この灯台は、明治34年4月、リチャード・ヘンリー・ブラントン(英国人)により着工、明治5年6月25日竣工点灯しました。

その後、灯台建設地一帯が軍の要塞地帯となり、砲台築造のため明治23年8月東側に移設したもので、紀淡海峡を航行する船舶の「みちしるべ」として大切な役割を果たしています。

この石造りの建物は、明治の洋風建築として日本では数少ないものの一つであり、昭和55年3月改築しましたが、ほぼ原形通りに保存してあります。



おぉぉぉ!…(*゚Д゚)
友ヶ島灯台ここ
すごくわかりやすい(笑)


ついに友ヶ島灯台到着!
空には飛行機が飛んでいる。


友ヶ島灯台について

高さ12m、直径4.5mの石造りの円柱形で、海面から60mの高さにある。
日本標準時子午線のほぼ真上に位置している。

<所在地>
・和歌山県和歌山市加太苫ヶ沖島2673番地の1
・北緯 34-16-51
・東経 135-00-02

<高さ>
・地上〜頂部:12m
・地上〜灯火:10m
・海面〜灯火:60m

<光達距離>
・20.5海里 (約38Km)

灯台と青空、そして飛行機。
青空に灯台が映えて素晴らしい(∩´∀`)∩


友ヶ島灯台のプレート

友ヶ島灯台をよくみると、2つプレートがつけられている。


上のプレート

書いてる字が読めない(笑)

調べてみると、右から読むようで、
・上の行『明治5年6月27日初点灯に於いて旧台』
・下の行『明治23年8月5日再点灯に於いて新台』

下のプレート

『近代産業化遺産』のプレートがある。
平成20年度に経済産業省から「近代産業遺産群 続33」の認定受け、その認定プレートが付けられている。


友ヶ島灯台のてっぺん。



友ヶ島灯台の正面。




灯台にへばりついているツタも、いい味出している。


友ヶ島灯台の一般公開のこと

友ヶ島灯台は年2回(5月、秋頃10月or11月)一般公開もやっている。
・参加料は無料。
・普段は入れない灯台の中にも入ることも出来、灯台からの風景を楽しめる。
・海上保安官の制服を着て記念撮影も出来たりする。
・3D海底地形図の特別公開もある。
・友ヶ島灯台135度記念スタンプの貸し出しもある。
・極め付けは、シリアルナンバー入りのオリジナル灯台参観記念証をもらえること。
シリアルナンバー入りの記念証…地味に欲しい(笑)

興味ある人は、ネット検索または問い合わせて行ってみるのもいいと思う。
(問い合わせ先)→和歌山海上保安部交通課

第1砲台跡

第1砲台跡は、友ヶ島灯台のすぐ近くにある。
鉄柵があり中に入ることは出来ない。


階段を上がり、第1砲台跡を上から見ようと思ったが、かなり木々が生い茂り中を見れない。
立ち入り禁止の朽ち果てた看板がある。
ジャングルやねー(笑)



友ヶ島・子午線広場

友ヶ島灯台からすぐのところに、子午線広場ある。
海が見渡せて気持ちがいい。


なにやら看板が立っている。


近寄ってみると、
日本標準時子午線 日本最南端の地、と書いてある!


地面には子午線に沿って、レンガが埋められている。
またいでみた(笑)


子午線の位置はここ。
友ヶ島パンフレットの地図を見て頂きたい。


子午線広場から見た、友ヶ島灯台。


海沿いに行ってみる。



絶景かな絶景かな!
水平線がみえる!


下を見ると崖((((;゚Д゚)))


このあたりなう(笑)


お腹すいた!
お昼ご飯を食べる!*\(^o^)/*

ローソンのシャケのおにぎり(笑)
天気はサイコー!
海を見ながら食べるおにぎりの美味しさは格別!

11月だというのに、歩き回ったせいで汗だくだった(笑)

おにぎりを食べて少し休憩した。
次は、一番行って見たかった第3砲台跡に行きますよ!

Date:2016年11月4日(金)
〜2016年友ヶ島の旅・つづく〜


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